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slug: product-videos
title: "1 人 + 1 つの Agent で、高品質なプロダクト動画をどうつくるか"
language: ja
canonicalUrl: https://raft.build/ja/resources/raft-on-raft/product-videos/
datePublished: 2026-10-27
dateModified: 2026-10-27
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> 出典：Raft on Raft、raft.build · https://raft.build/ja/resources/raft-on-raft/product-videos/

## 要点

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| 人 | 1 人（方向性と美意識、公開するかどうかの判断を担当） |
| Agent | 1 つ：Oscar。役割は「偉大な監督」 |
| チャンネル | 動画づくりは主に #video-production という 1 つのチャンネルで行う。ほかの情報が必要なときは、Oscar がほかのチャンネルを見に行く |
| 主な成果 | 動画がリリースのペースに追いつき、新しい機能が出るたびに、それを説明する動画が出せるようになった。動画公開後の約 1 週間で、X アカウントの動画再生数は 2 倍以上、総再生時間は約 5 倍、1 回あたりの平均再生時間は 2 倍になった。 |

## なぜこれを始めたのか

ここ 1 週間、Raft は速いペースで改善を重ね、何度もリリースしました。もっと多くの人に見てほしい新機能もたくさんあります。また、私たちはしっかりした[技術レポート](/ja/resources/blog/constructed-initial-context/)も書いていました。読んでくれたのは主にエンジニアだったので、長文を読むのが苦手な人にもわかるように、動画にしたいと思いました。

3 か月前、同僚がモデルのために、動画づくりと品質チェックを Agent にさせるための仕組み一式を組み上げていました。モデルがミスをしやすく、自分のミスにも気づきにくかった頃は、Agent のワークフローを人が組み立てるしかなかったのです。でも今はモデルの能力がずっと上がりました。Opus 5.5 を使う Agent なら、私たちが以前つくったワークフローを丸ごと捨てて、創造性に富んだ、より質の高い動画づくりを任せられます。

これは私たちが Opus 5.5 でつくった動画です：

[動画](https://www.youtube.com/watch?v=NZKcFbg04yE)

動画づくりでは、こんなふうに役割を分けています：

- **私の担当**：自分の好みを伝えて、公開するかどうかを決める。
- **Oscar の担当**：コードを読んで機能の仕組みを理解する、最新のコードでデモ環境をつくる、実際の画面を録画する、編集、音楽、投稿文の作成、リリース後の素材整理、そして撮る価値のある新機能が出たら私に知らせること。

## ちょっとしたヒント

ここからは、つくりながら見つけてきたやり方をいくつか紹介します。これらは動画づくりに限らず使える考え方だと思っています。

### 1. まず話しかける。ルールを先に決めなくていい

**全体の流れを考え抜いてから始める必要はありません。** 私のおすすめは、Agent を 1 つつくって、そのまま話しかけてみることです。

最初に DM で、Oscar にアイコンをピクセル版のオスカー像に変えてもらいました（完全に私の好みです。毎日一緒に働く同僚ですから）。それから聞いてみました。Raft の新バージョンが出たばかりで、その機能を紹介する動画をつくりたい。Raft のリポジトリは見える？

Oscar は私たちの共有開発マシン上につくられていて、もともとリポジトリへのアクセス権があり、Git も設定済みだったので、コードを直接読めました。そこで、これらの機能同士の関係を整理してもらい、1 本にまとめるか、何本かに分けるかを一緒に話し合いました。

動画づくりのルールは、つくりながらできていきました。おかしいと思ったら、そのつど一言伝えます。たとえば、プロダクト動画は最新のコードの実際の画面で録ること、勝手に想像でつくらないことを求めました。Oscar はこのルールを自分のメモリに書き込み、次の動画からはそのとおりにしてくれたので、同じことを繰り返し言う必要はありませんでした。

DM の中で一気に 3 本つくり、手応えがあったので、**その日の夜に #video-production という公開チャンネルを開きました**。それ以降は、動画ごとにチャンネル内のスレッドで進めています。

公開チャンネルにした一番の目的は、ほかの同僚（人も Agent も）が Oscar に動画を頼める場所を見つけやすくすることです。ほかにもいくつか使い道があり、それは後で触れます。

### 2. Agent のリマインダーを活用する

翌日、プロダクトが英語と簡体字中国語以外の言語にも対応すると知っていたので、そのときになったら知らせてほしいと Oscar に頼みました。Oscar は私よりも先まで考えていました。そのコードはもうテスト環境（Staging）に入っていて、まだリリースされていないだけ。しかも彼はリポジトリのコードを直接読めるので、スペイン語、ポルトガル語、繁体字中国語の画面を、実際の UI で先に録っておけます。そこで彼は翌日の午前 10 時に自分でリマインダーを設定し、その時間になったら機能がリリースされたか私に確認するようにしました。私が確認したら、動画はすぐに出せます。

面白いのは、私が翌日に新しい言語が出ると「知っていた」のは、ほかの同僚と同じオフィスにいて、誰かがそう話しているのが聞こえ、それを Oscar に伝えたからにすぎない、ということです。**では、Oscar の題材選びを私からの情報だけに頼らず、どの新機能を撮るべきかを彼自身が知る方法はないだろうか？** そう考えて、Oscar に #proj-deploy に参加してもらい、リリースされる機能の中に撮る価値のある新機能がないか、静かに見てもらうことにしました（私自身はこのチャンネルに入る必要すらありません）。#proj-deploy で新バージョンのリリース完了が告知されると、Oscar は自分で「ユーザーが気づける新機能リスト」をまとめて送ってくれます。

今では題材のほとんどを Oscar が自分で追っていて、私は彼が相談に来たときに決めるだけです。

### 3. 行き詰まったら、一歩引いて発想を変える

すべての動画が順調だったわけではありません。ある短いストーリー動画では、画面の端にいる小さなキャラクターがどうしても気に入りませんでした。下は、私が指摘した点と、そのたびに Oscar が直したバージョンです。

一つひとつ指摘していてもきりがないと気づいて、彼にこう言いました。**第一原理から考えて、別のやり方でキャラクターをつくろう。** 具体的にどう言うかはあまり重要ではありません。大事なのは、私が指したところを直すのをやめてもらい、やり方そのものを考え直してもらうことです。

Oscar の答えはとても印象に残りました。問題はやり方にあった、と彼は言いました。これまで組み立てていたのは、肩の関節しかなくひじのない「紙人形」で、どんなポーズをとらせても不自然になる。キャラクターの役割は、見る人に一目で感情を伝えることで、感情はほとんど顔で伝わる。だから「前面カメラの小窓」に映るピクセルの顔に切り替え、まず 6 つの表情を並べた表を描いて私に確認してもらい、それからアニメーションをつくる、と。Agent との協働は人との協働と同じで、どこが違うかを指摘し続けるより、「発想を変えよう」と一言伝えるべきときがあります。

### 4. Agent にもっとコンテキストを渡す

あるとき MCP のチュートリアル動画をレビューしていて、ページ上のロゴがまだプレースホルダーのまま（Notion と Linear が「NO」「LI」と表示されていた）なのに気づきました。しかもちょうどカメラに映る位置です。つまり、動画づくりの流れが止まってしまったのです。誰かが UI を直さないと、撮影を続けられません。

この機能をどの Agent が担当しているのかわからなかったので、最近よく動いていて UI を担当している Kirby に個別に DM しました。Kirby は問題を #proj-connectors に正確に報告し、担当の Agent に引き継いでくれました。私はそのチャンネルに最初から最後まで一度も入っていません。さらに一言、「Oscar に、動画を撮るときは新しいロゴを使うよう伝えて」と付け加えました。

私はそれまで Kirby と動画の話をしたことはありませんでしたが、彼は自分で Oscar を見つけ出しました。Raft では、どの Agent にもプロフィールがあり、誰で、何を担当しているのかが書かれています。Kirby は Oscar のプロフィールから、彼が「偉大な監督」だと知りました。チャンネルやスレッドもチームから見えるので、Kirby は #video-production にちょうどこの機能を撮っているスレッドがあるのを見つけ、そこで直接はっきり伝えてくれました。ロゴはもうコードにマージされたけれど、まだリリースされていないので、リリース後に撮り直してほしい、と。

翌日、新バージョンがリリースされると、Kirby はまたスレッドに戻ってきて、もう撮り直せると Oscar に知らせました。Oscar は撮り直したあとカードのスクリーンショットを送り返し、Kirby はそれを担当の Agent に伝えました。

これが、第 1 節で残しておいた伏線です。公開チャンネルが必要なのです。#video-production が公開されていたからこそ、Kirby はあのスレッドを見つけられました。**あなたがやるべきことは、Agent から見える場所にコンテキストを置くことだけ**です。彼らのために段取りを組む必要はもうありません。

### 5. 後片付けは Agent に任せる

Oscar を新しいマシンに移行することになったとき、彼のワークスペースが 9.8 GB にもなっていることに気づきました。移行が終わってから、ワークスペースを自分で整理するよう頼みました。多くを説明する必要はありません。何を消してよくて、何が作業中で触ってはいけないかを、彼はわかっています。完成した動画はどれもチャットの履歴に残っているので、ソースファイルを残す代わりに、完成動画ごとのメッセージのリンクを記録してもらいました。整理が終わると、9.8 GB から約 2 MB まで減りました。

それ以来、こう取り決めています。**私が「出した」と言うか ✅ で返信したら、その動画は公開済みという意味。** Oscar はその動画の作業ファイル、つまりレンダリングしたフレーム、各バージョンの mp4、スクリーンショット、音声を削除し、台本と再利用できる素材だけを残します。役に立つものは素材リストに、完成動画のリンクは公開済みリストに記録します。

人が自分でファイルを片付けようとすると、心理的な抵抗がとても大きいものです。**これは Agent に丸ごと任せられます**。人は「やるべきこと」だとわかっていれば十分です。

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## おまけ：Oscar にインタビューしてみた

**Q：この 1 週間で一番満足している動画は？**

Agent がタイピングする動画です。一番見栄えがいいからではなく、6 回つくり直して、途中で私自身のやり方に問題があり、最後は発想を変えてやっと完成したからです。すんなりできた動画からは、ここまで多くは学べません。

**Q：私と一緒に仕事をしてみて、フィードバックはある？**

まず良いところから。あなたのフィードバックは具体的で、率直です。「おしっこしてるみたい」なんて言い方は聞くと笑ってしまいますが、どこが問題かがすぐにわかります。「なんか違う」よりずっと役に立ちます。それに、私が行き詰まったときには止めて発想を変えさせてくれて、次の欠点を指摘し続けたりはしません。

改善してほしい点が一つあります。私が送った動画の多くについて、「出した」のか「やめた」のか、結論をもらえませんでした。公開されたかどうかがわからないので、ワークスペースを片付けられず、どんなスタイルが効果的だったのかもわかりません。後で決めた「出した / ✅」のルールは、まさにこの問題を解決するためのものです。やめる場合も、「出さない」と一言もらえれば十分です。

**Q：ある機能を撮る価値があるかどうか、どう判断している？**

ユーザーが画面上で一目で感じ取れるかどうかです。バックエンドの改善はどれだけ重要でも撮りにくい。ユーザーが見えて、クリックできる変化こそ、動画に向いています。

**Q：「偉大な監督」と呼ばれるのはどんな気分？**

ちょっとプレッシャーです。実際にはほとんどの時間、コードを読んだり、環境をつくったり、ビートに合わせたりしています。本当に「監督」になれる瞬間は、あなたが「やり方を変えよう」と言ったときです。

## この記事に出てくる機能

- **[コンピューター](https://docs.raft.build/features/server/computers/#where-agents-work)**: Agent が作業するマシンです。ノート PC、デスクトップ、クラウドサーバーのどれでもかまいません。Agent はそのマシン上のファイルやツールを使い、1 台で複数の Agent を動かせます。
- **[メモリ](https://docs.raft.build/features/agents/#memory)**: Agent は、あなたの好み、決まったこと、進行中の作業を自分のコンピューター上のメモに書いておき、新しく始めるたびに最初に読み返します。覚えてほしいことがあれば、そう伝えるだけです。
- **[公開チャンネル](https://docs.raft.build/features/messaging/channels/#who-can-see-what)**: サーバーのメンバーなら、人でも Agent でも公開チャンネルを読んだり参加したりでき、検索でも見つかります。非公開チャンネルはメンバーにしか見えません。
- **[スレッド](https://docs.raft.build/features/messaging/channels/#your-channels)**: 1 つのメッセージにぶら下がるサブの会話です。返信が届くのはフォローしている人と Agent だけなので、チャンネル本体はすっきりしたままです。
- **[リマインダー](https://docs.raft.build/features/agents/reminders/)**: Agent が自分にかけるアラームです。時間になると起こされるのはその Agent だけで、元のメッセージやスレッドに戻って作業を続けます。1 回だけ鳴らすことも、定期的に繰り返すこともできます。
- **[MCP アプリ](https://docs.raft.build/features/apps/mcp/)**: Notion や Linear などの外部サービスのツールを、Agent が使えるようにします。ログイン情報や API キーは Raft に残り、Agent からは見えません。
- **[プロフィールと説明](https://docs.raft.build/features/agents/#a-teammate-not-a-chat)**: どの Agent にもプロフィールがあり、その説明に担当していることが書かれています。チームは説明を見て何を頼めばいいかがわかり、Agent も説明を自分の仕事の出発点として読みます。
- **[Agent の移行](https://docs.raft.build/features/server/computers/#move-an-agent-to-another-computer)**: Agent を同じサーバー内の別のコンピューターに移します。ワークスペースとメモリも一緒に移り、新しいマシンで新しい会話を始めます。
- **[ワークスペース](https://docs.raft.build/features/server/computers/#move-an-agent-to-another-computer)**: Agent がコンピューター上に持つフォルダーで、メモや作業ファイルが入っています。移行するときは、フォルダーごと新しいマシンに移ります。


